肩周りの疾患
みなさんこんにちは☀️
JR堺市駅の商店街にあるらっく整体整骨院です!
今日は肩周りの痛みについてお話させて頂きます✩ ✩
肩の周りの痛みは色んな症状が考えられ色んな疾患があります!!
まず1つ目はこちら↓↓↓
○腱板損傷
まず、腱とは筋肉が骨に付着している部分の結合組織のことを言い、バネのような働きで筋肉の動きをサポートしています。
その腱が板状に集まっているため、腱板と呼ばれます。
腕を挙げる運動や腕を内外に回す運動をするときに重要な役割を果たす筋で、棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の4つの筋肉の腱が集まって腱板を構成しています。
腱板はインナー筋のため筋収縮の牽引力はそれほど強くないものの、上腕骨を肩甲骨に引きつけて肩関節を安定させる重要な役目もあります。
この腱板が切れてしまうことを腱板損傷と言います。
腱板損傷の原因は外傷や加齢によるものがあります。外傷では転倒や重たい物を持ち上げた際などに発生することが多いです。加齢による変性によって腱板が擦り切れることがあります。この他にも、繰り返し肩を酷使するスポーツの経験者にも好発します。(オーバーユース)
年齢層から見ると、若年者の場合は外傷のように大きな外力が必要ですが、高齢になると日常生活動作でも断裂が生じることがあります。
肩の運動障害、運動痛、夜間痛を訴えますが夜間痛で睡眠が取れないことで受診されることが受診される理由として多いです。
五十肩と症状が似ているので、症状だけで判別するのは難しいです。
違いは関節の動きが固くなることが少ないこと。腕を挙げるときに力が入らなかったり、軋轢音があることです。
腱板損傷は筋肉のスジが切れている状態なのですが、4つの腱全てが切れていることは稀なので、肩を動かしたり、回したりできることも多いのです。
また、肩の痛みで一般的によく見られる症状でインピンジメント症候群というものがあります。
インピンジメント症候群とは、肩をあげる時に腱板や滑液包が肩峰と衝突し、痛みが起きる症状です。
オーバーユースによって起こったり、腱板の筋肉の損傷によって起こるアンバランスが原因で発症します。
よりしっかり判別するために、整骨院では徒手検査というものを行い、筋力の評価をしたり、肩周りを動かしたときに痛みが誘発されるかどうかを見ます。
筋力テスト
○棘上筋テスト
棘上筋は外転(腕を体の横から上げる動作)で使われる筋肉で、腱がの中で最も損傷が多いと言われています。
棘上筋が損傷されると、外転筋力が20〜30%落ちると言われています。
*肩関節外転30°で外旋、内旋位で腕を上げてもらう力に対して抵抗を加えてチェックする。
○棘下筋
肩関節の外旋(腕を外に動かす動作)で使う筋肉
*腕を下ろして肘を90°に曲げて肘から先を外側に開いていき、左右差があれば陽性
○肩甲下筋テスト
肩関節を内旋(腕を内に動かす動作)で使う筋肉
腱板を損傷している場合、背中に手を回さないことがある
*背中に手をまわし、背中から離してキープできるかをチェック
ドロップアームテスト
○検査する人が外転90°まで持ち上げ、支持している手を離す
○患者さんが腕を支えられなかったり、わずかな抵抗で腕を下ろした場合は陽性
疼痛誘発テスト
○ニアーテスト
検者は患側の肩甲骨を押し下げ、もう片方の手で外転させていく。
これは上腕骨を肩峰下面に押し当てるテストであり、外転90°を過ぎたあたりで疼痛がみられれば陽性
○ホーキンステスト
検者は屈曲(前方に腕を上げる動作)90°まで腕を上げ、内旋を加える。
これは上腕骨の大結節を烏口肩甲靭帯の下面に押し当てるテスト法 疼痛がみられれば陽性
続いてはこちら↓↓↓
○頸肩腕症候群
首周りから肩、背中、腕や手などにコリや痛みなどの症状が現れたものをひとまとめにして頸肩腕症候群と言います。
頸肩腕症候群は神経や血管が圧迫されるために症状が出ます。
コリや痛みだけにとどまらず、しびれや冷たさ、腕が鈍く重い、脱力感などの症状があるなど、色々な症状を呈します。
デスクワークやパソコンを使う人になりやすく、なで肩や首が長く細い特徴がある人は筋肉が弱いことが多いために同じ環境でも特に女性に多く発症しやすいです。
さらに精神的なストレスも筋肉に与える影響がありますので症状を悪化させる要因になります。
肩こりと軽くみてほったらかしにしていると日常生活に不自由を感じる事が出てきます。そうすれば精神的にもストレスになりますので悪循環です。
皆さん治る治ると思って放置しがちですがそれは大きな間違いです❌
年齢とともに筋肉も低下するし免疫力、治癒力共に下がるので痛みが出たら早めに治療するのが1番です😌✋🏻
このような症状がある方はぜひお早めに当院へお越しください✨✨
では、今日も1日頑張りましょう|•'-'•)و✧
(2021年5月8日)