菅鍼法

鍼灸ブログ

こんにちは 堺市北区にあるらっく整体整骨院の田中です!!

当院では多くの患者様に鍼灸治療を受けていただいています。
それは痛みに対して効くからです(。・・。)

初めての患者様から頂く疑問の声をいくつか紹介させて頂きます。

「鍼って刺すから痛そう」「衛生的に、B型肝炎とか怖いかも」というお話を聞きます。

 

ですので今回っ!!
日本で行われている鍼治療の方法
菅鍼法(かんしんほう) についてのお話をさせていただきます。

いま日本で1番、用いられる鍼治療の方法は菅鍼法です。らっくも、菅鍼法です(*´∀`)

それは”鍼菅”という筒状の器具を用いて、細く長い鍼を皮膚に刺す方法で、細くて柔らかい鍼を適切に刺すことができるので、痛みをほとんど感じないというものです。

鍼自体も注射の針より細いそうです。
痛みの無さに驚くかもしれません。
「えっ、もう刺しました?」

ちょっと昔は、高圧滅菌消毒をして使っていました。

が、現在では感染症予防や衛生面から、ステンレス製の使い捨ての鍼が主流です!衛生的ですね。

どんどん製品の性能や耐久性が上がっていくので治療家としても本当にありがたいことだそうです!

施術では、まず経穴、いわゆるツボの位置を特定します

部位には個人差があるため、まず基準となる場所の周辺を触診し、皮膚の色味が違う箇所や乾燥、ザラつきがある場所、押圧時に痛みや腫れ、シコリなどの反応が強くでる所を経穴として決定します!

これには熟練した指の触診力、観察力が必要になります👀

次に鍼を刺し入れる角度は、真っ直ぐや斜めなど、その経穴に適した角度を選択します(@_@ )
この角度も大事で、これにより効果の出方に差が出てくるくらいです、

鍼菅をやや強く経穴に押し当てると、筒の中から鍼が落ちて瞬間的に皮膚に当たります。

しかし、鍼菅で皮膚を圧迫してる感触で、鍼が当たる感覚は、ほとんどしません。

その次に、鍼菅後方から少し出ている鍼の端を指先で軽くトントンとして、鍼を少しづつ刺し入れます、そして、

鍼菅を取り除き、さらにゆっくりと深く刺し入れていきます(゚∀゚)

よく鍼をしてる最中に「ズンと響く」という言葉を聞きます。これを鍼灸師は得気と呼びますっ

一方、この時に鍼灸師は筋肉の微かな動きや鍼が押し返されるような感覚を得ます!

 

これを”鍼を刺して気が至る”といい、”気至”と呼ばれます、

なお、得気が起こらない場合は、人為的にこれを得る技があり”候気”といいますっ

東洋医学の治療法には”補瀉”という考えがあり、体の状態により、補(体に不足してるものを補う)したり、瀉(体に不要なもの、害のあるものを排除する)したりします^_^

鍼治療の場合も同じで、鍼の操作で”正気”を補したり、”邪気”を瀉したりすることで、不調を改善していきますっ

らっく整体整骨院では院長先生が鍼の先生でいらっしゃいますっ☆ミ

 

ベテランの鍼灸師の先生が施術を行っています!
鍼灸の魅力をもっとお伝えしたいので、是非お越しくださいっ(^^)/

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(2018年9月29日)


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