自律神経を整えましょう^_^
- こんにちは!らっく整体整骨院の高津です。
今回は、自律神経についてお話しますね。
まず、自律神経とはどのような働きをしているのか?ということですが、循環器や消化器、呼吸器などの活動を調節するために、24時間働き続けている神経のことです。
内臓の働きや代謝をコントロールしていて、昼間や活動している時に働きが活発になる「交感神経」と、夜間やリラックスしている時に活発になる「副交感神経」の2種類があります。
2種類の神経がどう作用するかによって、心や体の調子が変わります。交感神経が強く働くと、血圧が上がって心と体が興奮状態になります。一方、副交感神経が強く働くと、血圧が下がり心拍数は減少し、心と体が休んでいる状態になります。
これらのバランスが崩れると、心身に支障をきたしてしまいます。これが自律神経の乱れた状態です。
原因としては、
・精神的ストレス、身体的なストレス
人間関係、仕事での悩みや不安による精神的なストレス、過労、事故、ケガ、さらには音、光、温度なども身体的なストレスとなって自律神経の乱れの原因になります。
・昼夜逆転などの不規則な生活
体は一定のリズムに従って働いています。慢性的な寝不足や昼夜逆転、不規則な食生活など不摂生を続けていると乱れる原因になります。
・疾患が原因となる乱れ
更年期障害などは自律神経の乱れを引き起こす代表的な疾患です。女性ホルモンの分泌が急激に減る事で自律神経が乱れてきます。
自律神経が乱れると、「自律神経失調症」と診断される事が多いですが、どのような症状があるのでしょうか?
・自律神経失調症→不安や緊張、抑うつなどの心のトラブル、吐き気をはじめ多汗、全身倦怠感、頭痛、肩コリ、手足のしびれ、動悸、不整脈、めまい、不眠など。
・神経性胃炎→気分がふさぐ、のどがつかえる、胸やけがする、胃が痛む、胃がもたれるなど。
・過敏性腸症候群→下痢と便秘が交互に起こる、検査で調べても目に見える異常が認められないのが特徴。
・メニエール病→内耳のリンパ液に異常が生じます。耳鳴りや目眩、難聴の3つが同時に起きる。強い吐き気や嘔吐を伴う事もあります。
・過呼吸症候群→動悸や酸欠状態のような息苦しさを感じます。浅くて早い呼吸を繰り返す。呼吸のしすぎによって、血中の二酸化炭素濃度が減少する事でめまいや手足のしびれ、筋肉のこわばりなどが生じます。
簡単な予防法や対処法として、
・筋弛緩法→肩や腕など部分的な筋肉に力を入れたまま6~7秒間キープさせ、スッと力を抜いて10秒間リラックスするという方法です。
・爪もみ→爪の生え際に自律神経を整えるツボがあるので、そこを刺激する事で働きにくい神経を活発にする効果があります。
ぜひ、簡単な方法からお試しください!
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(2018年1月27日)